To Top

煙出し人形

お香を焚くための人形で、ドイツではお香の煙は空気を清める、と言われており、来客時やクリスマスなど様々な場面で焚かれ、癒しの時を与えてくれます。胴体に火をつけたお香を入れると、ポカンと開いた口から良い香りの煙が柔らかに立ちのぼり、まるで人形がたばこをふかしているように見えます。かつて、教会の示教により禁煙を強いられた人々が、身代わりにとお香を焚く人 形を作り始めたという説があります。

「エルツ地方のクリスマス」
キリスト教の信仰が深い国であるため、クリスマスに関係する木製の工芸品やおもちゃが作られ てきました。またこの地方で栄えてきた鉱山などの歴史に因んだ製品があります。