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博物館誕生秘話

有馬にはその昔、木地師が住みついていました。温泉地ということもあり、旅行や湯治にやってきた人々へ土産物としてお椀や皿などを作り、商売をしていました。有馬温泉にはモノ作りをしてきた歴史があり、その名残として現在も続けられているものが有馬筆や有馬籠です。そのような有馬の地に、モノ作りを発信できる場所をつくりたいと願った者グリコのおもちゃをデザインしていた加藤裕三と日本のオートマタ作家の第一人者である西田明夫、そして有馬をこよなく愛する老舗の温泉宿、陶泉御所坊の亭主金井啓修の夢が重なり、2003年7月、おもちゃの博物館が生まれました。