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ドラゴンライダー

当館の初代館長、オートマタ作家の故西田明夫は、動くものを表現する発想力、形にするデザイン力、実際に動く仕組みを考える物理的能力によって生み出された作品は、ドイツやオーストリアでも出展し、ヨーロッパでも高く評価されています。日本の第一人者としてオートマタ界を牽引してきました。比較的大きなサイズの作品でもある「ドラゴンライダー」は、最高傑作の一つです。アメリカンコミックの好きな作者がドラゴンの背中に乗った女戦士が戦に出かけていくシーンをイメージした作品です。ドラゴンの緻密な動きを再現するため大量の仕掛けが施されています。ハンドルを回すとドラゴンの口や翼、尾、手など様々な所が動きだし今にも大空に飛び立っていくようなダイナミックな動きを見ることができます。